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住宅ローンは計画性が大事です

住宅の購入は人生で一番大きな買い物といえます。購入する時はたいてい住宅ローンを組むことになるので、その場ですぐに購入費を全額支払うことにはなりませんが、10年20年かけてこれから返すことになります。予算を検討してから住宅の購入を行いましょう。

まず、購入する前には無理のない資金計画を立てる必要があります。これからのライフプランに沿って、5~10年後、または15~20年後に家族の生活費や子供の教育費がどのくらい必要になるのかをいったん、紙に書きだしたりして整理してみると良いです。このようにすることで、無理のない資金計画が立てられるはずです。

住宅を購入する時は自己資金で頭金と諸費用を支払い、あとは住宅ローンで用意して支払うことになります。自己資金と住宅ローンで用意できる金額を足した金額が、住宅購入費用の予算となります。自己資金としてかかるのは、だいたい住宅購入価格の2~3割の場合が多いようです。ローンを組む時は「どのくらい借りられるか」ではなく、「どのくらいの金額なら返せるか」を考えることがポイントです。当然のことですが、ローンを組んでお金を借りるとなると返済時に金利がつくので、実際に借りた金額よりも実質多く支払うことになります。返せる額を基準にして住宅ローンを設定することが大切です。

住宅ローンを組む際は、この金利を低く抑えて返済額の負担を軽くすることもできます。つまり、低金利で返しやすい住宅ローンを組むということです。中央ろうきんの住宅ローンでは全期間固定金利型と変動金利型の2つの金利タイプがありますが、それぞれお得な金利引き下げで利用することが可能です。会員の場合はさらに低い金利で借りることができるので返済時の負担が軽くなり、返しやすくなります。

住宅を購入する時は住宅ローンの計画を立ててから予算を決めましょう。住宅ローンは10年20年かけて支払うものですから、無理のない金額に設定することがポイントです。低金利で返しやすいところでローンを組むと負担も減り、その分予算にも余裕が生まれるかもしれません。

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