不動産まめ知識menu

賃貸のデメリット

賃貸物件に住む魅力は、何と言っても身軽で気軽であるという点です。なので転勤や子供の学校の都合等で、引っ越す必要が出た時に、契約を打ち切りさえすれば、スムーズに引っ越しを行う事が出来ます。更に、あくまでも大家の財産なので、老朽化して部屋の設備に不具合が生じた時等も、大家に頼んで修理して貰う事が出来ます。しかもずっと新築のマンションに移り住んでいけば、快適な部屋で快適な暮らしを続ける事も可能であり、賃貸には色々な街で色々な部屋に住むという楽しみがあります。
ですが購入と比較した場合、賃貸物件に住み続けるのはデメリットも存在しています。それは、幾ら家賃を払い続けても、自分の財産には出来ないという点です。例えばマンションを購入した場合、二十年や三十年間のローンを組み、家賃と同じような額を支払い続ければ、いずれローンを完済し、自分の財産にする事が出来ます。家賃の様なまとまったお金を、毎月支払い続けるという状況から抜け出す事が出来るのです。ですが賃貸に住み続ければ、二十年三十年と家賃を支払い続けた上に、更にその先も支払い続ける羽目になります。収入が十分ある内は、家賃を払い続けるのは支障がないかもしれませんが、退職して収入が十分でなくなった時には苦労する事になります。なので購入と比較した場合、賃貸に住み続けるデメリットとしては将来的な不安があるという点も、大きいモノです。